保育園児二人の育児をしながらワーママが痔を治していく話

内痔核三つを日帰り手術で除去。大腸内視鏡検査も経験。その後の回復話 。

通院2日目

大腸内視鏡検査当日。

前日は、肉、魚、ごはん、のみ食べてOK。

野菜、乳製品等はNG。

当日朝、下剤の元?が入った容器に2リットルの水を入れて、二時間くらいかけて飲んでいく。
トイレに何回も行き、便が黄色い水になったら、病院へTEL。
では、今から来てくださいとのことで、病院へ向かう。

病院へ着いて、待合室で待っていると、自分の名前が呼ばれた。

下半身を脱いで、仰向きでベッドに寝る。

膝を立てる。

腕に点滴を入れられる。

お尻に痛み止めを入れられる。

少し待って、カメラがイン!!!

うんちしたい衝動にかられるも、がまん!!!

少し入れたところで、
「ポリープあるので、取りますね~」と先生。
取るとき痛いのかと思ったら、痛くなかった。

またカメラを押し進めていく。

途中、痛いところが!

『い、痛いです』

「痛いかな~ごめんね」

どんどん中に入っていく。

「はい、一番奥まで来ましたよ~」

そこからどんどん抜きながら、カメラで写真を撮っていく。

カメラが出た。

「カメラ抜きましたからね~」

ベッドから自分で降りて、隣のベッドに向かう。

一時間くらい休憩するとのこと。
心休まる時間。



休憩後、服を着替えて、待合室で待つ。

看護師さんに名前を呼ばれ、診察室に入る。

「これ、さっき撮った写真ね」

先生に大腸内の写真を見せてもらう。

「ここにポリープがひとつあったので、取りました。これは、病理検査に出します。結果が判るのが大体二週間後なので、それくらいにまた来てね」

受付で支払いを済ませ、電車に乗って帰る途中、スマホで「大腸 ポリープ」で調べると、大腸がんの文字が!!!

怖くなり、あまり調べるのをやめた。

結果が出るまで二週間か、長いな、、、。



そうこうするうちに、仕事にも復帰した。

毎朝5時起き、旦那の分と、自分の分のお弁当を作り、朝御飯を作り、保育園の用意をする。

仕事から帰るなり保育園に迎えに行き、夕御飯を作り、お風呂に入れるともう21時を回っている。
やばい、、、毎日ギリギリだ。

これで、大腸がんとか診断されたらどうしよう。
仕事は、、、また、休むしかないな。
子供は、、、両親にサポートしてもらって、、、。

いやまだ、何も結果聞いてないのに最悪のシミュレーションしてどうする!

考えるのをやめて、結果を聞きに行く日まで普通に過ごすことに決めた。

通院初日

子供を保育園へ預け、家事をすませ、なんとか午前中の診察時間に間に合った。

受付で初診シートを書いて、名前が呼ばれるのを待つ。

「○○さーん」

看護師さんに呼ばれたので、
部屋に入ると、おじいちゃん先生(院長)が、

「今日はどうしたの?」

『残便感があって、便が細いので気になって』

「じゃぁ、ちょっと視てみましょう。ここに横になって」

下着を膝まで下ろし、ベッドに横向きに寝る。

まずは指と目でグリッと。

「じゃぁ、カメラ入れるね~」

グリリリリ

(ちょ、ちょっと痛い)

「あ~、内痔核が、全部で3つあるねー」

そしてカメラは抜かれた。

服を整えて先生の診断を聞く。

「まず、あなたのお尻には内痔核というものが3つあります。これはこれで治していかなきゃならないんだけど、それより上のお腹の方。大腸ね。ここを僕は視ておきたい」

そう言われ、大腸内視鏡検査の書類を渡される。

あれよあれよという間に、別室で看護師さんに検査内容を説明され、日程を決めて、その日は終了。



え、いきなり大腸内視鏡検査???

え、え、これって痛いのかな?

帰り道、早速、大腸内視鏡検査をスマホで調べている自分がいた。

手術までの経緯

遡ること20年ほど前、まだ私は中学生だった。
ある日、お尻に違和感。
お風呂のときに指で触ってみると、まさかのイボが!!!

まじかよーーーーー!!!

このときのショックは計り知れない。

お風呂を出てすぐに母親に報告&相談。

「あ~~~、、、」

と、そんなに驚くわけでもなく、

「ママもパパも痔主だからさ、○○もなるかもしれないとは思ってたけどねぇ、、、」

遺伝子のせいなの!!??

後日、病院へ。
イボ痔と診断。
飲み薬と軟膏もらって帰る。

しばらくすると、お尻は元に戻った!
痛くないお尻ってサイコーーーーー!!!

何ごともなかったかのように中学生ライフを満喫した。




月日は流れ、高校生に。

またあのときと同じようにお尻に違和感(涙)
同じように診断され、同じように薬を処方してもらう。



そんなこんなを繰り返し、
大学卒業後、就職し、はじめての一人暮らし。
仕事、飲み会等で、生活は不規則になっていった。
そんな不規則な生活を続けつつ、お尻とも騙し騙し付き合ってきた。



交際していた彼と結婚。
そして、妊娠。

、、、が!!!

妊娠後期になり、大きなお腹でお尻にも圧がかかったのか、またもやイボ痔に(涙)

妊娠中の定期検診でも、先生から「お尻がちょっと可哀想なことになってるね~。座薬とマグネシウム剤出しておくね~」という感じで、薬が処方され、結局出産後1ヶ月以上出たままだった、、、。



そして、二人目を妊娠。
当然なのか、一人目と同じような経緯を辿る(涙)



二人目の保育園も決まり、さぁ久々に仕事も復帰だ、フルタイムでがんばろう!と思った矢先、、、



うんちが出にくい、、、
なんか残便感、、、
何より、細い!!!



お尻のピリッとした痛みは体がもう慣れてしまっているのか、排便後は多少はあるよねー、くらいに思っていたが、そういえば出産してから便が溜まりやすく、細くなってきた感じ。



4月に子供を保育園へ入園させ、復帰は4月末にしておいたので、子供を保育園に預けている間に病院へ行こうと決心。



ネットで、「肛門科 名医 近く」で検索。
何ヵ所か出てきたが、手術数の実績もあり、日帰り手術を行っているところに行くことにした。



まずは、痔の発端から病院診察前までの経緯を書きました。書いていくと結構長くなるものなのね~。

はじめに

痔の手術を受けることになり、様々な痔関連ブログの体験談を読んだことで自分自身の励みになったので、これから痔を治療していく方々に向けて少しでも体験の共有をできたらと、ブログを立ち上げました。

あとは、自分の備忘録も兼ねて、、、
そして、もう二度と痔にならないように!!!、、、と願いを込めて、書いていきたいと思います。

ちなみに、私のコト↓
・30代半ば
・旦那、子供二人との四人暮らし
・フルタイム勤務のワーママ
・会社まで片道1時間20分、乗り換え有りで電車はほぼ立ちっぱなし
・子供は二人とも未就学児
・旦那、私、どちらの両親も片道二時間の距離で応援を頼むのは少しパワーを要する